こんにちは、たまみです。
先日久しぶりにマンガを1冊、衝動買いしました。

「だから私はメイクする」
原案:劇団雌猫
漫画:シバタヒカリ
タイトルと引き、めっちゃ好みの絵柄、そして何と言っても帯にあるキャッチコピー。
「メイクの価値は、私が決める。」
会社には毎日すっぴんで行きたい、でも休日には30分かけてバッチバチにメイクしたい!
そんな極端思想OLによる読後レビューを以下より。
マンガ「だから私はメイクする」あらすじ
『浪費図鑑』の劇団雌猫が贈る話題書をコミック化!メイク道を爆進するうちにあだ名が「マリー・アントワネット」になった女、“推しネイル”にハマって猛練習する女、仕事場での“アドバイス”にうんざりしている女など、メイクを通して見えてくる、「社会」や「自意識」と戦う女たちの悲喜こもごも。「自分がどうありたいか」と向き合う、共感必至のオムニバス・ストーリー!
原作はこちら。

マンガ版に掲載されている、6つの短編をざっくりご紹介。
①「求められているメイクをしないといけないの?」
……自分のやりたいガッツリメイクをしていると、「家庭的じゃない」「隙がなくて強そう」と婚活パーティーでは男性から相手にされず。
派手メイクは不正解。やっぱり、男性好みのナチュラルメイクをするべきなのか……。
②「セルフネイルが上手くいかなくて恥ずかしい……」
……大好きなアイドルを模したセルフネイルをしようとするも、初心者のため仕上がりがイマイチ……
はみ出るし、ヨレるし、こんなの恥ずかしくて見せられない!
やっぱり「誰が見ても綺麗なもの」しか正解じゃないんだろうか?
③「誰のためにオシャレするの?」
……大好きな友人たちとアフターファイブにご飯!だからオシャレしたのに、職場では「今日はデート?」「気合い入っているね」「ヒールなんて履くんだ笑」と茶化される。
薄化粧だと「寝坊しちゃった?」「やっぱり今日の方が可愛いよ!」などとイチイチ「俺の理想の女」という物差しで添削される。
④「高けりゃいいわけではない、でも自分の為にお金は惜しまない」
……前日は夜遅くまでの飲み会接待。
でも先輩は今日も朝からバッチリ決まっている。
聞けば「高いクレンジング」を使っているとのこと。お金を出せば何もかも解決?
⑤「日本では謙遜することが美徳。自分をちゃんと愛せているのか」
……「そのネックレス可愛いね!」と褒められて、「ただの安物ですよ!」と、大のお気に入りのネックレスを謙遜してしまった自分がとても恥ずかしくなった。
普段はベールで顔のほとんどが隠れているイスラムの女性たち。
でも彼女たちのベールの下にはファッションがあった。
そして自分を「ちゃんと好き」だという気持ちも。
⑥「私なんか、の一言で思考停止するのは勿体ない!」
……裏方事務希望でデパートへ就職。
私なんか、どう見ても芋っぽいのに、まさかのコスメ販売員に配属された!
そこで出会ったベテラン販売員先輩に、正しいメイクを教わり、メイクの楽しさを学ぶ。
マンガ「だから私はメイクする」感想
6人の女性が、6通りの「メイクに関する悩み」を抱えている。
その悩みは、メイクをする人間にとって、恐らく1度は直面したであろうと思えるものばかり。
- 自分はいったい、誰のためにメイクをしているのか
- 正しいメイクをしないといけないのだろうか
私は冒頭で述べたように、仕事ではノーメイクで出勤したい。
でもたまの、休みの日、友人と遊ぶ時にはとびっきりのオシャレをしたい!
女性も、男性も、メイクをしてメイクで悩む全ての人の悩みに、「全肯定」で答えてくれる、とても元気の出る、自己肯定感が爆上がりする漫画でした。

自分を大切にすることって、自分を貫くことって、何よりもいちばん、自分を大切にすることへ繋がる。
そんな「当たり前のこと」を再認識することができました。
美の答えは人の数だけあって、他人によって評価されるものではない。
久しぶりに、心のときめく素敵な漫画に出会いました。
マンガ「だから私はメイクする」おすすめな人
メイクをする人
メイクに悩んでいる人
へ読んでもらいたい漫画です。
読んだらきっと、読む前より自分を大切にできる。
メイクが好きな人にも、嫌いな人にも、どちらにも強くおすすめできる内容でした。
メイクに正解なんてない。
自己肯定感が下がって、心がカサカサになったときに、すぐに手に取って読みたい本、お気に入りの本になりました。
マンガ「だから私はメイクする」をとにかく安く見る方法
DMM電子書籍での購入

初回購入であれば1週間、全作品半額クーポンが使用できます。
紙での購入:1,012円
電子書籍での購入:440円(初回半額クーポン利用)
こちらで22ページまでサンプルが公開されています。
自己肯定感を爆上げマンガ「だから私はメイクする」まとめ

「メイクの価値は、私が決める。」
メイクは誰のためでもない、自分自身のためのもの!
そんな、忘れていた当然のことを思い出させてくれるマンガ。
マスクで一層、メイクに対してネガティブな気持ちになる、このタイミングであえていかがでしょうか。