こんにちは、たワーク、おこもり。
自宅に居る時間が長くなってきた今、どうしても気になってくるのが、ごちゃごちゃの配線。
とくにパソコンなどを置くデスク周りは被害状況がひどく、私自身も頭を悩ませていました。

ゴチャゴチャ配線をまとめるにはどうすればいい?
できたらお金は掛けずに、簡単にきれいにしたい……

散らかった配線を隠す方法が知りたい!
床にケーブルが多いと掃除がしにくいし、ホコリが溜まれば火事の心配も……
家電が多くなればなるほど、便利な生活には近づくけど、「ていねいな暮らし」からは遠ざかっていく。
配線をまとめる、隠す方法について、本日は実際にデスク周りを綺麗に整理させた私がご紹介していきます。
ごちゃごちゃ配線をまとめる・隠す前の姿

こちらはデスク周りの様子です。
パソコン、卓上ライト、隣に置いているテレビのケーブルと非常ににぎやかな状態でした。
一番の悩みはデスクが白なのにケーブルが全て黒であること。
非常に散らかった印象を与え、その上ホコリが溜まりやすくて、火災の原因となるトラッキングも怖い状態ですね。
配線をまとめる、隠す前に注意すること
見た目の美しさはもちろんですが、ごちゃごちゃ配線を隠す際にはいくつか注意する点があります。
①たこ足配線しすぎない

根本のケーブルを一本だけにして、それ以外を全部ケースに隠してしまえばいいじゃない! とお考えの方、少しだけお待ちください。
タップには全て、電流限度があり、それを超えると非常に危険な状態になってしまいます。
限度を超えてしまうとブレーカーが落ちたり、配線が非常に高温化することで火事に繋がることもあるため、各タップの電流限度は必ず守るようにしましょう。
②トラッキングに注意する

トラッキングとは、コンセントとプラグの隙間にホコリが溜まり湿気を帯びることで、プラグの隙間に電気が流れショートしてしまうことをいいます。
重要なのは3点、
- プラグにホコリを溜めない → ホコリの溜まりにくいものを選ぶ
- 使わないコンセントタップ(延長コード)を減らす → 使わないタップを塞げるものを選ぶ
- 古いタップは使わない → タップは消耗品のため、変色してきたら取り換えるようにする
③コードを傷ませないようにする

コードが長いからといって、結束バンドなどで束ねたまま使用してはいけません。
また、目隠しのためにと家具の下敷きにしたり、釘や固定具などで壁に打ち付けたりするのもNG。
コードが傷んでしまうと電気ショートを起こしてしまうことも。
見た目よりも安全第一で、配線をまとめ、隠していくようにしましょう。
ごちゃごちゃ配線をまとめる・隠すためのアイテム


私の部屋の問題点としては、
- 白を基調とした部屋のため黒いコードが目立つ
- コンセントを差し込んでいるところが浮いている
- デスク下がコンセント密集地になっておりホコリが溜まりやすい
今回の作戦としては、デスク下へホコリが溜まりにくいようにコンセントパラダイスを作り、壁に繋げるコードを必要最低限にすることにしました。
延長コード

もともと使用していたダイソーの延長コードは根本が浮いてしまうため、根本を曲げられるタイプのものを選びました。
もちろん、ほこり防止のシャッターがついており、部屋になじむ白色をチョイス。
長いものはそれもまたホコリが溜まる原因になるため、必要最低限の長さにします。
エレコムはタップ数、長さで非常にバリエーションがあり選ぶのが容易でした。
ケーブルクリップ


デスクの下に配線を綺麗に沿わせようと思い、ケーブルクリップを購入。
このケーブルクリップは両面テープがついており、丸い穴にケーブルを通すことで、どこにでも接着できるというアイテム。
ケーブルの太さに合わせて調整できるのが嬉しいポイント。
電流が低いもの同士であれば、複数のコードを束ねることもできます。
コードボックス

今回私は、デスク下に全てのコードをまとめることにしたため、コードボックスは使用しませんでした。
しかし、デスクに袖がない方や、目隠しをできるような場所がない方はコードボックスを導入することがおすすめです。
コードが密集したごちゃごちゃした部分を一瞬で隠せることに加えて、蓋が付くことでホコリも防止できるのがメリット。
デザインも多くあるため、ご自分のお部屋の雰囲気に合ったものをチョイスしてください。
配線モール

配線を最小化させても、元のコンセントから出るコードはどうしようもありません。
壁を伝う配線まで隠すためには、配線モールが非常に役立ちます。
目隠しになるだけではなく、赤ちゃんやペットがいるご家庭であれば、誤ってケーブルを口に含むことを防ぐことにもつながります。
使用したいコードの量によって、長さや太さ、色もさまざまあるため、お部屋に合ったものを選びましょう。
ごちゃごちゃ配線をまとめる・隠す【やってみた】
ではさっそく、私の部屋の配線をまとめていこうと思います。
延長コードを1本に絞る

私がデスク周りで使用する電化製品(パソコン、アレクサ、デスクライト、スマートリモコン)は全て使用する電流が低いため、1本のケーブルにまとめることにしました。
延長コードは根本が折れ曲がるタイプのものを選んだので、壁に対して浮くことがなく、見た目が随分とマシになりました。
ケーブルクリップでばらばらのコードをまとめる

ケーブルクリップに、デスク下に垂れ下がっていたパソコンとデスクライトのコードを2本まとめました。

このように裏面が両面テープになっているので、配線をデスクの裏面(目隠しになるところ)に沿って、一定間隔でぺたぺたと張り付けていきます。
まとめたコードをデスク裏に隠していく

思っていたよりも粘着力が強く、壁などには直接使用しない方がいいかもしれません!

配線はそのままデスクの袖に流していきました。
かなりスッキリしますね!
ごちゃごちゃ配線をまとめる・隠す方法【実際にやってみた】
before

after


真っ黒のケーブルはテレビの電波を取るためのものなので、どうしても省けませんでした……
が、かなりスッキリさせることができました!
今後の課題としては、延長コード(右に延びる白いケーブル)が気になるようであれば、配線モールでガッツリ隠してしまおうかと考えています。
手前のひとつ空いたコンセントは、使用する電流の多いドライヤーを差し込むようにするつもりです。
とはいえ、今回はほとんどお金をかけずに配線をかなりスッキリさせることができ、もっと早くやっておけばよかった! と後悔しております。
皆さんもぜひ、参考にしてみてくださいね。